【ブログの成功技術:ブログ記事の書き方究極のガイドブック】を読んだ感想 ー

f:id:XTJP:20200803155716p:plain 夏休みにちゃんとブログを書こうと一念発起したので、ブログの書き方本を読んでみました。正直、この手の内容はブログだろうと書籍だろうと「脱サラで月収100万!」とか「今だけ成功の法則3か条PDFを無料公開中!」みたいな、ちょっとアレなものが多いのであまり期待はしていませんでした。結局、学んだことはブログだとて文章に手を抜いてはいけないということでした。

本の紹介

筆者はマルチメディアの会社を経営されているようです。

サービスメニュー | イノバース:ライフスタイルをコンテンツにしてビジネスを創出しよう
ブログの稼ぎ方をまとめたブログが書籍化されたようです。そういうわけもあってか、見出しに重複する項目があり、本文も同じことが繰り返されている印象を受けました。おそらくこれを読むのはKindle Unlimited加入者がほとんどでしょうか。
おそらくブログ初心者に向けて書かれた本なのですが、正直なところブログを書いて1年以上たったくらいの人が対象なのではないかと思います。GoogleSEO対策なども記載されていますが、私のようなブログを書きはじめて右も左もわからないような人がこれを読んでもイマイチかなあと思います。とりあえず、前半だけは読破したのでそれだけでも書評っぽく書いてみます。

内容の要約

ブログは「ユーザーに価値を与えること」が目標

ブログ記事を書く際に気を付けなければいけないことは、「ユーザーに対して価値を与えること」だけです。これを徹底的に考えることができれば、あなたが作成するコンテンツは悩みを抱える人から支持されるようになり、必ず莫大なアクセスが集まるようになります。 ここには、SEO(えすいーおー:検索結果に上位表示をさせる手法)などの小手先のテクニックは一切必要ありません。

わかります。当然、自分がGoogle検索してブログにアクセスするときも自分の利益を求めてアクセスします。このことはブログを自己満足で終わらせないためにも、常に念頭に置いておかないといけませんね。

96%の記事は読まれない

実際に、Googleに認識されている記事の中で、 読まれているコンテンツは4%しかないといわれています。 のこりの96%の記事は、誰の目にも触れることなく存在している

衝撃的です。Googleが認識しているうち96%もの記事が読まれないというのはあまりに残忍です。私がこの書籍を探した限り、エビデンスや出典は明記されていなかったのですが、もしこの数値が本当だったらブログを書く気力がかなり減ります。いや、頑張らないと。いずれにしても、私が100記事書けば4記事読まれるというわけではなく、人気ブロガーなら100記事書いて99記事読まれるというようなものだと思うので、あまり喜ばしい数値ではありませんね。

文章はタイトル・書き出し・本文で構成する

基本構成としては、一つのコンテンツは「タイトル」「書き出し」「本文」の3つの構成に分けることができます。 これらはそれぞれ役割があり、一つ一つの記事を次のように意識して書くことで、ユーザーに価値を与えるコンテンツを作成できるようになります。

これもブロガーの間では常識なのでしょうか。私は恥ずかしながらいままでタイトルと本文だけで形成していました。実践しないといけませんね。書き出しはGoogleから流入した読者を記事の中に吸い込んでとどまらせるような文章を書けば良いわけですね。

抽象的・辞書的な記事を書かない

その前に、あなたは今までに、悩みがあって検索をしたときにたった1ページでその全てを解決したことがありますでしょうか。大半の方の答えは、「NO」であるはずです。この理由は単純であり、 そもそも書いている内容が悪かったり、説明が不十分であったりするだけです。 ただ、これだけでは抽象的過ぎるため、ゴミ記事に共通する5つの特徴をまとめました。 1.セールスの要素が入っている 2.あなた自身の言いたいことが優先されている 3.自分自身の主観ばかりで根拠がない 4.具体例がなく、抽象的 5.辞書や教科書のような内容

耳が痛いです。私は抽象的な記事ばかり書いてきた気がします。これは気をつけます。また、自分の言いたいことばかりを優先するのもよくないようですね。たしかに、客観性に欠ける文章はブログであれ書籍であれ読む気が削がれます。

内容をどう行動に移すか

とりあえず以下のことを今後のブログに反映していきます。 - 読まれない記事を作らない - 魅力的な書き出しを書いて記事を読んでもらう - エビデンスや主観・客観を織り交ぜた記事を書く