コロナ疲れ対策としてニュースを見るのをやめました

f:id:XTJP:20200818202503p:plain 新型コロナウイルス感染症が今年の1月に広まり始めてからもう半年は過ぎました。その中で、メディアや政策との関わり方について色々と考えることになったので、それを記しておきます。

コロナ疲れ

コロナ疲れって市民権を得たワードなのかは分かりませんが、私はこれをこう表現したいと思います。つまり、新型コロナウイルス感染症を怖がるばかりに、日々アップデートされる情報に洗脳され踊らされ過剰な対策をとったり、心を病んだりすることの状態です。
私はメンタルは強い方なので、全然気が滅入ったりしているわけではないのですが、インプット量の多さに圧倒されていることもあります、さらに、情報収集をしたり頭を巡らせているうちに普段の勉強量や読書量が減っている気さえします。QOLがコロナ情報インプットのせいで下がっているのです。

情報をインプットするメリットがない

新型コロナウイルス感染症の情報が日々アップデートされていますが、正直言ってどれもこれも似通ったものばかりで三密を避けるなんていうのは、感染症を防ぐ上で基本的なことです。これはもちろんコロナ前からわかっていたことです。ニュースの見出しを見ても、どこかの都道府県で何人を超えたとか、どこかの国では死者が何万人を超えたとか、正直言って自分の生活圏外なので無関係といえば無関係なのです。自分はせいぜい、電車で一駅ぐらいの距離の関係しか移動しないため、本当にどうでもいいんです。

不必要に煽るだけのメディア・政治家

メディアは視聴率やクリック数が稼げればそれでいいわけなので、不必要に国民の感情を煽ります。彼らは広告で飯を食っているわけで、より刺激的な情報をタレ流そうとするのは当然の思想です。

ビビッドで刺激的な見出し

東京都で何人を超えたとか、第二波だとか、正直言ってだからなんだという話です。メディアは出来るだけ数字を大きく見せるために不安を煽るような見出しをわざとつけます。

ランドマークを赤く染めたりフリップで煽ったり

メディアだけじゃありません。政治家もいい加減なことをしている人が多いように思います。小池都知事は分かりやすいパブリック・エネミーとして歌舞伎町を槍玉に挙げ都民からの支持を得ています。
都道府県知事はそれぞれのランドマークを赤く染めたり、よくわからないネーミングセンスの横文字を作り出したりして、各都道府県の住民を不安の渦に陥れています。
一体何の目的があってそんなことをしているのかよく分かりません小池都知事がやっていることを真似しているだけなのでしょうか。
大阪府知事なんて目立ちたがり屋の極みで、エビデンスレベルが極めて低い情報を誤って発信し、挙句の果てに誤解を招くような発言をしてしまったという、受け手側のミスとして上辺だけの謝罪をしました。

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感染症対策はもちろんちゃんとやりますよ

僕は情報のインプットを絶ちます。ニュースはもうしばらく見ないだろうし、Twitterではコロナ関連の情報しか発信しないアカウントや扇動的なツイートRTする方はミュートします。というかTwitterは多分もうしばらく見ません。
そうは言ってももちろん自分が感染しないためにも、人にうつさないためにも、医学生として当たり前の感染症対策は行います。
よっぽど革新的な感染症対策の方法が発見されれば、おそらくそれは情報のインプットを減らしている自分の耳にも遅かれ早かれ入ってくるはずなので、そのラグは許容できる範囲内だと思います