医学生がPythonの勉強をやめた理由

挫折した、というよりやめた

プログラミングってまあ挫折しますよね。挫折する理由を考えてみました。

  1. 目標がない
  2. 優先順位をあげられない
  3. すぐには収入につながらない

ほとんどの人がこれのどれかだと思います。あるいは複数当てはまる場合もあると思います。それで普通だと思います。
1. については、プログラミングやったらかっこいいかも、とか就職・転職に使えるかも、とかが理由で始めた人に多いと思います。
2. については、みんなそうだと思います。読書筋トレプログラミングも、やる時間がないというよりは限られた自由時間を使う中で、YoutubeInstagramが優先順位の上位に入ってしまい、だめなんです。
3. については。大学受験と対比して考えるとわかりやすいかもしれません。大学受験勉強は高1や高2のころから始めると思いますが、長期的に観てより良い大学に行くことでよりよい人生(より良い収入?学歴?)を手に入れることが目標だと思います。結果が出るまで長い道のりが必要ですが、模試で合格可能性が推測できて、勉強の過程が自己評価できます。一方、プログラミングでは自分のプログラミングスキルを客観的に定量的に評価できる方法はありません。それゆえ、自分がどれだけ努力しても結果が見えないことが多いのです。
わたしはこの1.~3.の全てに当てはまりますが、私の場合は挫折というよりもプログラミングからの撤退だと思っています。

結局自分は目標がないままなんとなくかっこいいとか、将来のキャリアで使えそうとかで始めたんですが、Pythonがどれだけかっこよくても飲み会でコードを書く姿を披露するわけではないしなあ…と思い、将来のキャリアについては、半端にプログラミングができたとしても労働力を搾取される側にまわり、大したお給料ももらえずに終わると思うんです。 まあ要するに、医師免許を取得するんだったらそれでいいんじゃないって話です。なんのオチもない話ですみません。