時給600円で働いてもらうことの罪悪感
久しぶりの記事です。ずっとnoteで活動していましたが、ブログも並行して書こうと思います。どちらをどのように使い分けるのかはまだ決めていません。
最近、アウトソーシングすることがあった
僕は翻訳のフリーランスの仕事をしていて、業務上必要になりライターさんやデータ入力のお願いをクラウドワークスやランサーズで依頼しました。その際に、500円から1000円位でそれぞれのタスクを依頼しましたが、どれだけ作業が上手な方でも1時間はかかるだろうと推測されるような仕事内容でした。つまり時給換算すると1000円を下回るのです。それに加えて各サービスの手数料が10%から20%ほどかかるし確定申告をすると税金も抜かれます。つまり、手取りで時給約600円で仕事をしてもらっていることになります。
罪悪感を感じる
自分の中でこのような低賃金で働いていただいてることに賛成はと反対派の意見が入り混じっているのでここでまとめようと思います。
賛成派
- みんなやってること
- 需要と供給が満たされているんだからそれでいい
- インドとかフィリピンならもっと賃金低い
- ワーカーさんは在宅だし、人と対面でコミュニケーションを取らなくていいというメリットもある
反対派
- 時給600円だと1日12時間*週6日ぐらい働かないと生きていけないのではないだろうか
- 自分はその時給の何倍ものお金をもらって働いているのにピンハネしているみたい
何が正解なのか
時給600円の求人でも人が集まってくる以上、それより金額を上げる理由は無いのですが、やはりどうしても罪悪感がなくえません。もちろん、時給1200円にしたらより質の高いワーカーさんが集まるのでしょうが、それでも時給600円で働き続ける人はいます。
僕自身、バングラデシュやインドの貧しい人たちを見てきてそれよりもはるかに豊かな生活をしている日本人はとの差を強く感じてきました。とはいえ、日本人がかなりの低賃金で働いている人もいるわけで、格差を感じてしまいます。
けどお金持ちになるってそういうこと
ピンハネをピンハネと考えるのではなく資本主義だと考えれば少しは気が楽になります。例えばどんな会社の社長も従業員が一定数いれば自分が体を動かして作業をしたりお客さんに対面したりするのではなく社長室で様々なディシジョンメイキングをしたり会議に出席したりするわけです。実際に現場で働くのは社長よりも給料の低い従業員たちです。そうやってお金儲けは成り立っているのです。
最後に
ほぼポエムな記事になりました。もやもやした気持ちが収まりません。